梅干しができるまで

2月

  • 梅干しができるまで
  • 梅畑には梅の花が咲き、ミツバチが飛んで、受粉を助けます。 ミツバチが活動できる気候条件がそろう事が大事で、今年の出来高も大きく左右されます。

4月

  • 梅干しができるまで
  • 花が散ると、後から小さな梅の実が着果し、葉で木が覆われます。 雑草も伸びてきますが、除草剤は極力使わず、草刈りをします。

  • 梅干しができるまで
  • 木全体に日光を入れる為、いらない枝をカットしていきます。永年の知識が活かされます。

  • 梅干しができるまで
  • 温かくなってくると蚊や蜂などとの戦いも始まります(笑)

5月

  • 梅干しができるまで
  • 収穫が近づいてくると、木の下にネットを敷き詰めます。 紅梅園で使用する南高梅は全て完熟のものを使用していますが、完熟すると梅の実は自然に落下します。落下した梅がこのネットの上に落ちるのです。

6月

  • 梅干しができるまで
  • いよいよ南高梅の実も大きく育ちました。全国のスーパーで出回るものや、ジュース用、梅酒用などは手で捥いで収穫を行います。

  • 梅干しができるまで
  • 完熟し、真っ黄色になった南高梅はネットに落下します。 落下後はすぐに傷んでしまうので、素早い収穫が必須となります。 雨の日も風の日も梅の落下は待ってくれない為、1年で最も忙しい時期です。

  • 梅干しができるまで
  • 収穫した梅は洗浄後、すぐに塩を打ち、タンクへ漬け込みます。 すぐに塩を打たないと腐敗が進んでしまうので、完熟の梅は非常に神経を使うのです。

  • 梅干しができるまで
  • 約ひと月くらいで塩が梅に浸透し、梅酢が出てきてタンクを満たします。 タンクを毎日見守りながら微調整を行っていきます。

8月

  • 梅干しができるまで
  • いよいよタンクから梅を取り出し、真夏の空の下、天日干しを行います。 雨に打たれない様、天気予報と空を見守りながら、梅をひっくり返し、まんべんなく干し上げていきます。暑い中の大変な作業です。

  • 梅干しができるまで
  • 天日干しが終わると、等級別に樽に入れ、倉庫で寝かせます。 「新梅を早く食べたい」というお客様がよくいらっしゃいますが、梅はある程度寝かせた方が塩がよく馴染み、美味しくなります。

  • 梅干しができるまで
  • ここからはいよいよ梅の味付けに入っていきます。 まずは洗浄をしっかりと行います。

  • 梅干しができるまで
  • 洗浄後は脱塩し、蜂蜜やうす塩、こんぶ、紫蘇、など様々な味付けの調味タンクに漬け込んでいきます。

  • 梅干しができるまで
  • それぞれの調味タンクに漬け込まれた梅は約ひと月ほど、タンクで出荷を待ちます。

  • 梅干しができるまで
  • 味付けが終わると、いよいよパック詰め工程へと移ります。 この時に各種品質検査が行われ、合格するとパック詰めです。

  • 梅干しができるまで
  • 完熟させた南高梅は薄皮でやわらかいので、手作業でのパック詰めとなります。 異物などがないか?など目視で確認しながら丁寧に詰め合わせていきます。

  • 梅干しができるまで
  • パック詰めが終わると、金属探知機を通り、梱包工程へと移ります。

  • 梅干しができるまで
  • 梱包された梅は品質ラベルが貼られ、いよいよ出荷の時を迎えます。 皆様のお手元に届くまでこの様なたくさんの労力と想いがたっぷり詰まっております。 是非弊社の梅製品をじっくりと味わってお楽しみくださいませ。

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